シンガポール 1

2023/12/22〜12/24

ずっと海外に行ってみたかったが、時間、費用、自分の能力などの関係で行けてなかった

でも「英語全然できないから」とか「時間がないから」とか言い訳してたらいつまで経っても行けないような気がしたので、とりあえず英語全くできない+1~2泊しかできない 状態でも海外に行ってみることにした

行先はシンガポール(海外初心者にも色々な要素が優しそう+日本との違いが大きそう が理由)

 

まず22日の朝730に成田空港着

国際便に乗るのも初めてなので、自分にとって未知の行先ばかり記された電光掲示板を見るだけでワクワクする

中に入って外貨両替店で 円→シンガポールドル に両替

円と引き換えに人生ゲームの紙幣みたいなカラフルなペラペラの紙切れ渡されてマジでちょっと騙されてんのかと思った

 

次にゲートを通過して何か隠し持ってないか確認するヤツをやったら、ベルトの外し忘れでブー❗️ってハズレの音出てクソ焦った

ベルト外したら無事通過できたけど、念の為つってイケメン高身長の職員に全身まさぐられて思わず軽く目覚めそうになった(何に?)

 

通過後歩いてたらAKIHABARAという見覚えのある文字列を発見

冷静にコレは秋葉原ではないだろ

 

そうして何やかんやを経て無事飛行機に搭乗

CAも外国人しかいなくて、本当に俺は今から海外に行くんだ、という実感が芽生えてくる

アナウンスもマジでthank you 以外何一つ聞き取れなくて感動

機内食のメニュー表を見ると英語と中国語しか記載されておらず、本当に自分が住んでる国は世界規模ではちっぽけで、マイノリティに過ぎないんだな ということを実感する

そういう知識はあったけど、こういう体験を通して初めてその実感が得られた気がする

・LINEが使えない国が結構あること

ポケモンがマジで世界規模のコンテンツであること

事前に借りたポケットwifiの説明書、航空会社のグッズ表とかを搭乗時間の暇潰しに見てるだけでも色々な知識が入ってきて面白い

 

座席に付いてるQRコード読み込むと今どの辺をどのぐらいの速度で飛んでるよ〜 ってのが分かる画面が出てきて、コレも面白い

日本とシンガポールマジ遠くね?

 

こうして何やかんやあり、現地時刻1600前ぐらいに無事シンガポールチャンギ空港に到着

空港内も紙幣同様、なんだかカラフルな配色が為されていて面白い

(後にシンガポールの文化的特徴が反映されたものだと気づく)

 

出る時に係員の英語が1ミリも聞き取れずモタついて、この先の旅路に一抹の不安を覚えつつも無事入国完了

事前にSGAC(シンガポール独自の入国カードの電子登録)を済ませておけたのは良かった

 

東京散策(秋葉原)

2023/8/27

東京に小旅行した時帰りに寄った

別に用事は無かったが、昔から何故かアキバを通ると降りなくちゃいけないような義務感に駆られる

アキバでしか見られないような面白い景色を探して歩いた

 

万世橋、いつ見てもこの場所だけ空間ごと時間転移してきました、みたいな異質さで面白い

バカデカいブルーアーカイブの広告

アニメキャラ自販機(どういう概念?)

超高層サブウェイみたいな外観のマンション

ア十ル電子

こんだけデケー橋の下にこんだけデケー建物があるの迫力がスゲえ

夏草や つわものどもが 夢の跡

 

面白かった

東京散策(北千住、白鬚東、汐入)

2023/11/3

自由学園明日館の見学を終えた後まだ時間があったので、都内で行ったことのない土地を散策することにした

 

●北千住

以前から白鬚東アパートに行ってみたかったので、昼食目的がてら通り道である北千住で一度下車した

 

駅を降りて周辺を歩いていると、狭い路地沿いに大量に飲食店が立ち並んでいて凄い

ココ、どう考えても飲食店が立ち並ぶ道の広さではないだろ

上野に近いけど上野と比較したら観光客が少なく、上野よりも秩序が無い印象

これはこれで違った趣きがあって面白い

奥に見えるデカくて立派なマンションと秩序が乱れてる路地が対照的で面白い

ラーメン屋(?)なのか何なのか分からないけどメチャクチャ歴史と風格を感じさせる飲食店

こういう先に何が待ってるのか全然分からない路地見るとワクワクする

 

少し道を逸れると、一転して屋根、道がしっかり整備され秩序があるアーケード街

でもこの日はデモ隊の大群が車お構いなしで車道上を行進してた(警察も出動してた)

この街って何でもアリなのかよ感が面白い

 

横道に入るとまた違う(?)商店街を発見

 

全然知らない100円ショップ

考えてみればガールズバーがあるんだから当たり前なんだけど、ボーイズバーってのも存在するのを初めて知った

全然知らないチェーン店っぽいラーメン屋

この商店街の通りは宿場町通りっていうらしい

 

駅前 ここからの景観は、このすぐ下にある路地エリアの無秩序さと対照的に整備されていて、キレイで清潔感もある

あまりにも対照的すぎて上層に富裕層が住み、下層に一般・貧困層が住んでいる みたいなアニメっぽい世界観が現実に現れたようで面白い

 

結局散歩しただけで飯は食わなかった(飲食店どこも混んでた)

 

 

●白鬚東ー汐入

かなり前から来たかった場所

建物がデカく住所もデカい

デカい通りに沿って、どこまでも棟が続いてるように見える

デケえ 無機質感も相まって要塞みたいでワクワクする

ここだけ他の棟とちょっと造りが違っていて、登れそうな階段があった

登るとメチャクチャ良い景色

アパートのスケールがデカくて道もデカいから壮大で気持ちいいし、幾多の建築物の奥に淡く摩天楼のように見えているスカイツリーもマジでカッコいい SFの世界

自転車置き場が、何か仕切りとか印とかも何も無くて適当で笑った

アパートの前にデカい神社の鳥居 中々見られない景色で面白い

ただのアパートの門?通用口?みたいな所にこんなカッコいい名前がついてることあるんだ

 

アパートを抜けると高速道路の案内を発見

普段高速道路のこんな近くを歩くことなんて無いから、なんかイケナイことをしてるような気持ちになってワクワクする


橋を抜けると今度は新しめの団地っぽいエリアが見える

こういう立ち並ぶキレイな集合住宅のすぐそばに小中学校が置かれてるのも、都外のボロ学校で育った俺からしたら都市機能を集約した未来的な世界観で、現代からタイムスリップしたような気分になる

カッケえ

雲ひとつない晴天、夕暮れ、元気に遊ぶ子供たち

こういう世界がどこまでも続けばいいなあと思うような光景

スカイツリー、どういうロケーションで映っててもカッコよすぎる

千住汐入大橋でのサンセット

ベンチに座った爺さんが人生やり切ったような顔つきで、ただただ静かに沈んでいく夕日をじっと見つめていて、俺もジジイになったらこんな感じになりたいと思った

 

 

面白かった

自由学園明日館

2023/11/3

以前から行ってみたかったので、連休で実家に帰省した際に行った

約100年前(1921)に創立した女学校が使っていた校舎が、文化財として今も残されている(学校は1934に東久留米に移転したため、この校舎が学生に使用されていたのはそれ以前)

 

教室

陽射しが差し込み、良い塩梅の明るさになっている

この校舎が使われていた当時は教室に照明が無かったらしく、明かりは完全に陽の光に頼っていたらしい(そのため雨の日は暗くて授業も大変だったとか)

 

食堂

外交を取り込み、幾何学的な装飾を用いて変化に富ませた内部空間はこの校舎を設計したライトという人の建築様式の特徴をよく表している、らしい (パンフレットより)

このライトという人は帝国ホテルの建築も手がけていた著名な建築家で、当時も帝国ホテルの仕事などがあり非常に忙しかったらしいが、この学校の教育理念・ビジョンに共感し、設計を快諾してくれた、とか

最初はコレより狭かったらしいが、生徒数増加の影響で途中で増築したらしい

また教室には照明が無かったが、食堂には当時からライト自身がデザインした照明があり、それが今もそのまま残されている

 

ホール

女学校当時、この部屋で毎朝礼拝が行われていた

壁の壁画は、創立10周年の際に当時の生徒によって描かれたものらしい(修理工事の際に蘇ったんだとか)

学校建築なのに暖炉がある 「火のある所に人は集まり、団欒の場が生まれる」というライト自身の思想によるものらしい

 

様々な教育理念があった

・立派な玄関や校長室家庭的な雰囲気の中で学べるようにするため置かない 確かに職員室も小さかった

・「生活即教育」の理念の元、建物の管理や戸締り、食事作り、掃除などの身の回りのことは全て生徒に任せていたらしい 昼飯も作るところだけじゃなく、食材の調達、費用の計算からやらせていたんだとか

言わんとすることは分かるけど、それを実際教育プログラムの1つとして組み込んで年端も行かない子供たちにやらせてたのは中々スゲーことやってんなと思った

 

建物は使ってこそ維持保存できるという考えで、保全修理後は見学以外にも様々な用途で施設が利用されている

 

保全修理で教室はほぼ全解体されたらしいが、僅かに「オリジナルの床材」が残っている

ライトが自分の故郷と同じように考えて建築した結果、日本の多湿な環境には合わず殆どの床が痛み、腐ってしまっていたらしい

 

講堂

生徒数増加でホールでは手狭になったので、新たに別棟として講堂が作られた

 

講堂の耐震工事をしてたら、講堂が建てられた当時(昭和初期)の洋式便所が殆どそのままの状態で出てきたらしい スゲー

木製の便座や木製の水洗いタンクがマジでタイムスリップしたみたいな歴史を感じさせてきて面白い ペーパーホルダーの位置、向きが今と違うのも導入初期で使用者に最適化されてなかったかららしく、それもまた歴史を感じさせてくれる

 

外観

美しい景観だけど結構小さい この中に最大300人いたらしくそりゃ狭くて移転するわなと思った

 

 

面白かった

甲斐大泉ー清里 2

清里駅に着いてまだ乗る予定の電車まで時間が幾らかあったので、清里周辺の散策をすることにした

今まで知らなかったけどココは別荘地らしい(野辺山付近の田舎、という印象しかなかった)

そのためかゴシック建築っぽいオシャレな感じの建物が多くて面白い

目を引くバカデカいポットのオブジェも面白い

 

窓から助けを求める大量の八ヶ岳高原牛乳

 

閉館 閉館 閉館 で悲しい

 

地図見てこの地区デカくね?って戦慄した

別荘地だからか、区間がキッチリ整理されてるっぽい

 

適当に歩いてると別荘っぽい北欧、西洋風のオシャレな建物が沢山あって興奮

ベランダの柵が青いガラスなのオシャレすぎ

アニメでよく見るような造りの別荘(こういうのって本当にあるんだ)

 

ひとしきり普段見られないような光景を楽しんで駅に戻る

駅前にあるファミマがメチャクチャオシャレでビビった(ハリボテではなく建物の2階はイートインとして使われてる)

駅前でも普通に富士山が見える

ダイナミック花壇

小海線開通、ダム建築、戦争の疎開などの影響でこの辺りに人が集まってきたが、痩せた寒冷地の為開墾が厳しかった

それでも今リゾート地としてやれているのは、そのような環境下での多くの人々の努力があったからこそ、らしい

このバス使ってる人いるのか?

駅前の定食屋で飯(カキフライ定食)

店の雰囲気良いし、飯も全部美味い

 

清里駅 ic対応の改札あってひっくり返った(佐久平でも無かったのに)

 

14時頃の電車に乗って帰宅

色々な発見があり非常に面白い旅行だった

 

 

小海線はJRの中でも高度が最も高いことを売りにしているらしい 明らかに過疎地の路線だけど、営業を諦めていない感じがとても良い

カメラで撮った富士山 カメラもこれを機に少しずつ練習していきたい

甲斐大泉ー清里 1

2023/11/18-11/19

人生で満点の星空というものを見たことがあまりなかったので、それが見てみたくて八ヶ岳高原の辺りに行った

 

1日目

夕方に小海線佐久平甲斐大泉

佐久平ホームがかなり高い位置にあって夕暮れの景色がメチャクチャ良くてビックリした

あとこの時点で既にかなり寒い(4℃)

 

甲斐大泉で下車→徒歩で宿泊先のホテル(ロイヤルホテル八ヶ岳)へ

街灯がなさすぎてiPhoneの灯りが無いと周り殆ど何も見えなくて怖すぎる

 

コンビニで飯買ってホテルで食う→ホテルの屋上テラスで10分ぐらい星空鑑賞→寝て深夜の2時頃に起きて外へ

星空は今までの人生で経験が無いぐらいメチャクチャ良く見えて寒さも忘れてオォ…って口開けて感動した

写真も撮ろうと思って家から一生棚の肥やしになってたカメラ持っていったけど三脚無いと手ブレがデカすぎてキレイに撮るの無理だった

 

代わりにパンクロックと精子の中間みたいなカッコいい写真撮れた

 

2日目

既に当初の目的は達成したけどせっかく普段は来ないような場所に来たので、散策がてらホテルから清里駅まで歩くことにした

雲ひとつない晴天、道がデカい、歩道もデカい、人がいない 寒いけど歩いてるだけで気持ち良い

 

八ヶ岳高原大橋 見てると吸い込まれそうになる、どこまでも続いていきそうな真っ直ぐな橋で、スケールも相まってスゲー見応えがある

橋から見える富士山 陽の角度によって見え方が変わるっぽくて、この時間帯(10時)の淡い色の見え方は凄く好みだった

いつ見ても稜線の美しさにビビるし、横の甲府盆地と雲海も幻想的で壮大な雰囲気を醸し出してて、息を呑むような景色だった

橋と後ろの南アルプス(?)が一望できる場所

 

橋を越えるとひたすら登り道で辛い

 

登り道を終えてデカめの通りに出たら団地を発見

こういう棟(?)が細かく分かれてる平屋形態の団地初めて見たから面白かった

 

団地を抜けると、程なくして清里駅に着いた